「お昼ごはんを食べると、急に眠くなる」
「食後はだるくて、仕事に集中できない」
そんな経験はありませんか?
食後に多少眠くなるのは珍しいことではありませんが、毎回動けないほど眠くなる場合は、食事の内容や食べ方、睡眠不足などが関係していることがあります。
食事の内容を振り返ってみましょう
ごはんやパン、麺類、甘いものなど、糖質に偏った食事では、食後の血糖値が大きく変動しやすくなります。

忙しい日の昼食を、
・パンだけ
・おにぎりだけ
・麺類だけ
で済ませていませんか?
野菜や海藻、きのこ類、肉・魚・卵・大豆製品などを一緒に取り入れ、よく噛んでゆっくり食べることを意識してみましょう。

東洋医学では「脾」の働きに注目します
東洋医学でいう「脾」は、食べたものを消化・吸収し、体を動かすための「気」や「血」をつくる働きに関係すると考えられています。
この働きが弱った状態を「脾気虚(ひききょ)」といい、
・食後に眠くなる
・体がだるい
・食欲が安定しない
・お腹が張りやすい
・軟便になりやすい
・疲れやすい
といった様子が見られることがあります。

食後の眠気だけで「脾気虚」と決められるわけではありませんが、いくつか当てはまる場合は、胃腸が少し疲れているのかもしれません。
「脾」をいたわる食べ方
東洋医学では、冷たい飲みものや生もの、甘いものの摂りすぎは、「脾」に負担をかけやすいと考えます。
朝から冷たいジュースだけ、昼は菓子パンだけ、という食事が続いている方は、温かいスープやお味噌汁、加熱した野菜、卵や魚などを少し加えてみてください。
一度にたくさん食べるよりも、腹八分目を心がけ、よく噛んで食べることも大切です。
食後の眠気とお肌の関係
東洋医学では、食事からつくられた「気」と「血」が、肌にも栄養を届けると考えます。
胃腸が疲れ、必要な栄養をうまく生かせない状態が続くと、顔色の冴えなさや乾燥、むくみなどとして表れることもあります。
美しい肌を育てるために必要なのは、化粧品や外側からのお手入れだけではありません。
何を食べるか、どのように食べるか、きちんと眠れているか。
毎日の小さな習慣も、肌を支える大切なインナーケアです。
食後の強い眠気が続く場合は、「仕方がない」と済ませず、ご自身の食事や睡眠を一度見直してみてくださいね。


